ポインセチア華やか 茨城県内、出荷最盛期
クリスマスシーズンを彩るポインセチアの出荷が、茨城県内の園芸農家で最盛期を迎えている。赤や白、ピンクなどの鮮やかな色彩が温室内に並び、出番を待っている。 20年ほど生産を続ける笠間市南友部、佐藤又エ門さん(71)方では、約3万鉢を栽培。葉や枝の形を整えたり、傷つかないよう透明なフィルムをかけたりする作業に追われている。枯れ葉や米ぬか、大豆かすなどを土と混ぜて発酵させた、こだわりの培養土で育てており、例年並みの出来という。佐藤さんは「家庭に飾り、華やかな色合いにクリスマスの雰囲気を感じてもらえたら」と話した。 東京や関西方面に出荷し、作業は12月上旬まで続く。
茨城新聞社