箱根駅伝Ｖへ創価大、往路に“全振り”予告「３強を慌てさせる展開に」エース吉田響は５区意欲「山の神になる」
来年１月２、３日に行われる第１０１回箱根駅伝に出場する創価大が１７日、オンラインで取材に応じた。今季は出雲駅伝で４位、全日本駅伝で４位と、国学院大、青学大、駒大の“３強”に屈しているが、榎木和貴監督は「箱根（の目標）は往路優勝、総合優勝と言い続けている。目標に恥じないような覚悟のある走りを見せることができれば、３強に食らいつく、またはリードして慌てさせる展開ができると思う」と語り、「往路でしっかり主導権を握るレース展開をする。出し惜しみなく、往路から全力投球で攻める走りをしたい」と超攻撃的オーダーを予告した。 エースの吉田響（４年）は、自身３度目の５区を希望。東海大時代の１年時に５区で区間２位に輝いている山上りの逸材は「監督が掲げている、どんな相手でもどんな気象条件でも１００％勝ち切るのがうちのモットーでもある。しっかり勝ち切って、自分が５区で山の神になるのが目標」と明かし、「目標は区間新記録で、６８分台。そのタイムで走ることで優勝に一歩近づく。長年の夢、目標を叶えたい」と決意を込めた。
