いい対策はある?雨が降るとシールドの水滴で前が見えなくなる際の対処法
もう一つのシールドの雨対策としては、「撥水フィルム」を使うという方法もあります。 撥水フィルムはシールドの外側に貼るだけで水滴を弾き、雨の日でもクリアな視界をキープするというもの。 一般的な撥水コーティング剤は使っていくうちに効果が薄れていくので、頻繁にスプレーをしなおす必要がありますが、撥水フィルムは一度貼れば効果が持続するので、手間がかかりません。 また晴れた日は貼り付けたまま使用できるほか、突然の降雨時も何もしなくても水滴をはじいてくれるので、天気に関係なく使用できるメリットがあります。
併せて知っておきたい!シールドの曇り対策
雨の日の水滴のほかに視界不良を招くものといえば、シールドの曇りもライダーにとっては悩みのタネ。 寒くなると自分の息でシールドが曇ってしまいますが、曇りを防ぐためにはどのような対策を講じればよいのでしょうか。
シールドの曇り対策としては、「曇り止めスプレー」などのケミカル剤をシールドの内側に吹き付けておくのがもっとも手軽な方法です。ただ、商品によっては2週間ほどで効果が薄れてしまうものも多いので、定期的にスプレーする必要があります。 また手のひらサイズの製品も発売されているので、ツーリングをよくするという人は、小さいスプレータイプのものを選んでおくと便利です。
そのほか、シールドの曇り対策でより効果を発揮するのが「ピンロックシート」。 そもそもなぜシールドが曇るのかというと、シールド内と外気の温度差で結露が生じるため。そして冷たい外気により冷やされたシールドに、温かい息が触れると結露が発生して曇ってしまうという流れです。 そのため、ピンロックシートをシールドの内側に装着すれば、冷たい外気にさらされたシールドと、温かい息が触れるシールドの内側の間に空気の層をつくり、断熱して結露を防いでくれます。 各ヘルメットメーカーからピンロックシートが販売されていますが、もしメーカーで設定されていない場合でも、さまざまなヘルメットに対応している汎用設計のピンロックシートもあるので、シールドの曇りが気になる人はチェックしてみてください。
Peacock Blue K.K.