【陸上】全日本能美競歩で35km競歩日本選手権を開催 従来開催地の輪島市が復興するまでの代替地に
日本陸連は9月18日に第94回理事会を開き、第109回大会以降の日本選手権35km競歩の開催地を石川県能美市で開催することを決めた。 東京世界陸上の競歩代表選考方針を発表 パリ五輪の結果での即時内定は行わず 例年、35km競歩の日本選手権は4月に石川県・輪島市で開かれていた。ただ、今年1月1日に発生した能登半島地震の影響で輪島市が甚大な被害を受けた影響で、今年(第108回)は中止となり、10月27日に山形県・高畠町で開かれる第61回全日本35km競歩高畠大会に兼ねて実施すると3月26日に発表している。 第109回大会以降について「輪島市が復興するまでのあいだの代替地」として、能美市で開催している全日本競歩能美大会(併催:日本学生20km競歩兼アジア競歩選手権)で併催することとなった。 期間については「明確に何年とは決まっていないが、1、2年ということはなく、難しい状況だと現場から言われている」とし、能美側も「任せてくれ、足並みがそろったところで快くお返しする、と言っていただいている」と協力態勢を得たという。
月陸編集部