社長把握は発生から3か月後 リニア工事"水位低下問題" JR東海
中京テレビNEWS
岐阜県瑞浪市のリニアの工事現場近くで水源の水位低下が発生している問題で、JR東海の丹羽社長は会見で、問題を把握したのは発生から3か月後だったと明らかにしました。 瑞浪市大湫町ではリニアのトンネル工事が原因とみられる水源の水位低下などが確認されていて、JR東海は現在工事を一時中断し、水が湧き出ている箇所に、薬液を注入する止水対策を進めています。 JR東海の丹羽社長は会見で、問題を把握したのが3か月たった、5月中旬だったと明らかにしました。 その上で、「もっと早く知るべきだった」として社内の情報共有を徹底すると話しました。 また、県に対し「詳しい調査は考えていない」などと発言したことについては、「水位の低下の原因がトンネル工事であることは明らかなため改めて調査する必要はない」という意図での発言だったと説明しました。