移民による犯罪相次ぐ「限界を超えた」NY
中南米などからの移民が殺到しているアメリカ・ニューヨークで、移民による犯罪が相次いでいます。 現地警察によりますと、ニューヨーク市内では去年11月以降、移民のグループによるひったくり事件が62件起きているということです。いずれも盗んだ原付きバイクを使った犯行で、現地警察は5日までにグループのメンバー14人を特定し、7人を逮捕しました。 また、先月27日には、観光客でにぎわうタイムズスクエアにある移民の保護施設の前で、移民とみられる男らが警察官2人を襲撃する事件が起きています。 これまで移民の受け入れに寛容とされてきたニューヨーク市ですが、2022年春以降、中南米などから到着した移民は17万5000人以上に上っていて、市は「限界を超えた」と訴えています。