岸和田5Rを勝ち、笑顔でポーズを決める飯田風音

　「第75回高松宮記念杯競輪」（優勝賞金4790万円）と「第2回パールカップ」（優勝賞金540万円）が岸和田競輪場で開幕。パールカップは2日目を迎え、東西の準決勝が行われる。11Rは飯田風音、12Rは児玉碧衣を中心に熱戦が繰り広げられる。 　【東11R】石井貴はスピード生かす 　激戦必至。誰からでも狙えるが、連勝を「11」に伸ばした飯田風音の勢いを中心視。鋭いスピードを生かす石井貴や、ダイナミックな捲りを放つ尾崎も互角。奥井が迫力の逃げで突進の場面も。実力者・久米が本領発揮のケースも十分に考えられる。 　（1）石井貴子　位置に恵まれました。準決も集中して走りたい。自力基本。 　（2）飯田風音　落ち着いて走れています。自力自在。 　（3）尾崎睦　勝ち上がりを考えて送りバントをしちゃった（苦笑い）。自力。 　（4）奥井迪　自分のタイミングで出切る時は思い切って仕掛けました。自力。 　（5）吉村早耶香　後方になったが落ち着いて（前に）付いていけた。自力自在。 　（6）山口真未　全開で行って3着はいいのかな。体は動いています。自力自在。 　（7）久米詩　調子はいまひとつ。イメージと脚がかみ合っていなかった。自力基本。 　【西12R】児玉碧衣が巻き返す 　予選の児玉碧衣は差されての2着だったが、仕掛けた迫力はさすがというレベル。準決は持ち前の豪快ショットで決める。 　快調・坂口が強敵。チャンスを逃さず踏み込む。初日の尾方には迫力があった。不気味な存在。出脚を生かす日野、初日快勝の当銘、実力者の柳原も侮れない。 　（1）坂口楓華　G1なので位置にこだわった。腰の状態は大丈夫。自力。 　（2）当銘直美　まさか（児玉を）差せるなんて…。決勝を目指して何でもやる。 　（3）児玉碧衣　4コーナーからの風がきつく踏み直しが…。刺激は入った。自力。 　（4）尾方真生　踏み出しはここ最近ではいい。落ち着いて何でもやる。 　（5）柳原真緒　乗り方を試しているがここ最近では一番フィット。自力自在。 　（6）日野未来　脚力を付けないといけない。3着止まりなので強化しないと駄目。何でも。 　（7）山原さくら　前々とレースをしたい。自力。