踏切内で有事の際に迷わず「非常ボタン」を押せるように…倉敷市の商業施設で体験イベント【岡山】
岡山放送
鉄道の安全や利便性などに理解を深めてもらおうと、JR西日本が倉敷市の商業施設でイベントを行いました。 (JR倉敷駅の社員) 「ピーッと鳴ったら電車が止められるので、もし何かがあったら迷わず使ってください」 踏切などに設置される実際の非常ボタンを押して使い方を学ぶ親子連れ。会場ではJR西日本の社員が非常ボタンの使い方を教えたり啓発グッズを配ったりしました。 非常ボタンは踏切で車が立ち往生した場合などに、列車の運転士に危険を知らせるものですが、使われるケースは少なく、PRが課題となっています。 (JR倉敷駅 和久津寛人さん) 「どこにあるか分からない人も多いので、こういう機会にぜひ触ってもらいたい。事故が起きないことが一番なので、人が踏切に取り残されたり、車が抜けられないときは迷わずボタンを押してほしい」 また、お盆休みで会場の商業施設はにぎわっていますが、JR西日本では鉄道を利用しての来店を呼びかけていて、そうした利用者にはポイントを付与しています。
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