エンジン油圧系統の注意ランプ点灯で鹿屋基地に緊急着陸 陸自オスプレイ、点検で異常認められず飛行を再開
23日に鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地に緊急着陸し、点検を受けていた陸上自衛隊のV22オスプレイ1機は24日午前10時40分ごろ、鹿屋基地を離陸した。同機が所属する木更津駐屯地(千葉県)によると、鹿屋基地へ陸自のオスプレイが着陸したのは初めて。 【写真】〈別カット〉23日に緊急着陸し点検を受けた陸自木更津駐屯地のV22オスプレイ=24日午前10時2分、海自鹿屋基地
同駐屯地によると、熊本県益城町の高遊原分屯地に向かい、午前11時20分ごろ到着した。同機は23日から始まった日米共同統合演習に参加していた。同日、高遊原分屯地を出発し、徳之島での離着陸訓練を終え分屯地に戻る途中、エンジンの油圧系統の不具合を知らせる注意灯が点灯したため予防着陸したとしている。けが人はいなかった。 鹿屋基地での点検で異常は認められなかったとして飛行を再開した。同機は日米共同統合演習に合流するとみられ、演習への影響は「現時点ではない」としている。
南日本新聞 | 鹿児島