フォークリフトからコンテナ落下、男性作業員が下敷き死 安全措置を怠った海運業者と営業部長を書類送検 鹿児島労基署
鹿児島労働基準監督署は25日、労働安全衛生法(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、鹿児島市の海運会社と同社営業部長の60代男性を鹿児島地検に書類送検した。 フォークリフト後進中、上がったままの別のフォークが腰に刺さり死亡 資格ない別の従業員が運転、降下処置せず 管理業者の副社長ら書類送検 鹿児島労基署
送検容疑は2023年10月18日、同市谷山港1丁目の営業所構内でフォークリフトでコンテナ運搬作業を行う際、進路内に60代の男性作業員を立ち入らせた疑い。男性は落下したコンテナの下敷きとなり死亡した。 ◇墜落防止怠り高所作業者が転落死 鹿児島労働基準監督署は25日、労働安全衛生法(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、鹿児島市の内装販売業者と同社代表取締役の30代男性を鹿児島地検に書類送検した。 送検容疑は2023年11月16日、同市小山田町の同社倉庫内で60代男性に高所作業させる際、墜落防止措置を取らなかった疑い。倉庫2階で作業していた男性が4メートル下の床に転落し死亡した。
南日本新聞 | 鹿児島