近江・山田、死球に負けず延長完投 決勝「投げたい」 センバツ
第94回選抜高校野球大会は第10日の30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、近江(滋賀)が浦和学院(埼玉)を延長十一回の末、5―2で破り、滋賀勢としてセンバツで初の決勝進出を果たした。8番・大橋大翔(3年)がサヨナラ3ランを放った。先発の山田陽翔(3年)は足に死球を受けるアクシデントもあったが、11回を2失点で完投した。主なコメントは次の通り。 【浦和学院vs近江 決勝かけた大一番を写真で】 ◇決勝は「投げられるならば、投げたい」 近江・山田陽翔 (椅子に座りながら)素直にうれしいです。大橋ならやってくれると思っていたので、打ってくれてうれしいです。いったかなと思ったら、打球がどんどん伸びて、入った瞬間は何とも言えない。 (足は)大丈夫です。痛みはあるので明日の決勝に備えて治したい。足の方に全神経がいっているので、肩肘の疲労は感じない。変化球が低めに決まり、直球の投げ分けができて相手打者に的を絞らせなかった。 (後半は)昨日のミーティングでも強気でいこうと言っていたので、主将が引くわけにはいかないので強気に投げた。(遊撃手の)横田は2年生とは思えないくらいの守備で、助けられた。(決勝は)ここまできたので目標は日本一。チーム一丸で戦いたい。投げられるのであれば、投げたい。 ◇決勝戦もライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では、決勝もライブ中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。