さいたま新都心で「まちのハロウィーン」 初の仮装大賞発表も
さいたま新都心のイベント「まちのハロウィーン」が10月27日、たまアリタウンけやきひろばから原産業にかけてのエリア(さいたま市中央区本町西)で行われた。主催は「しばふハウス」(上落合)。(大宮経済新聞) 【写真】そろいの仮装姿で出迎えるスタッフ 子育て支援のフリースペースとして2016(平成28)年9月に開設した「しばふハウス」は、子どもの遊びや勉強の場、保護者や地域住民の交流の場として施設を開放。イベントの企画や学習キッズクラブの運営も行っている。同イベントは今年で5回目。 当日はスタンプラリー形式で、参加者は50カ所の協力店・企業を巡り、「トリック・オア・トリート」を合言葉にスタンプと菓子を集めた。菓子の配布は各店のスタッフやボランティアスタッフが行い、仮装姿で各スポットに立って参加者たちを出迎えた。スタンプにはひらがなが書かれ、並べ替えると浮かび上がる言葉を当てる「ミッション」を今年も用意。後日、ボランティアスタッフや参加者が投票して決める仮装大賞も発表した。 開催前には初のクラウドファンディングで支援も呼びかけ、終了日を待たずに目標金額を達成。これまで中心となってきた同施設代表の三尾新さんは「街のイベントとして定着して、もし主催者が変わっても10年、20年と続けていくためにどうしたらいいかを考えての試みだった。愛知県など遠方からも支援を寄せられたことに驚いた。今後も子どもだけでなく、大人も家族も一緒にハロウィーンを楽しんでほしい」と話す。 毎年参加しているという中央区在住の女性は「初めて参加したときは、子どもが小さく、『トリック・オア・トリート』と言えなかった。今年は大きな声で言えるようになり、全部のポイントを回ろうと意気込んでいる。続けて参加することで成長を感じられてうれしい」と話していた。
みんなの経済新聞ネットワーク