生産能力2倍に…マクセル、医療機器向け「一次電池」増産
マクセルは医療機器向け一次電池の生産能力を現状比約2倍に高める。将来的な需要拡大を見通し、小野事業所(兵庫県小野市)に建屋を増築し、生産設備を導入する。建屋は2027年10月に完成させ、27年度内には設備を稼働する計画。投資額は約50億円を見込む。 【写真】一次電池の生産能力を高める事業所 一次電池は、血糖値を24時間監視できる持続グルコース測定器(CGM)やカプセル内視鏡といった小型医療機器で使われる。マクセルは26年度を最終年度とする3カ年中期経営計画で、約350億円を成長投資に充てると発表していた。今回の投資は成長投資の一環。