広島一筋21年、青山敏弘が現役引退! ブラジルW杯にも出場、J1で4度目の優勝へ「新スタジアムで優勝という大きな夢があります」
サンフレッチェ広島は20日、元日本代表MF青山敏弘(38)の現役引退を発表した。 岡山県出身の青山は、作陽高校から2004年に広島に加入。21シーズンにわたり広島一筋でプレーしてきた。 プロ入り2年間は公式戦1試合の出場に終わったが、3年目で出番を得ると、その後はレギュラーに定着。中盤のゲームメーカーとしてチームを支え、キャプテンとしてもプレーした。 しかし、ミヒャエル・スキッベ監督が就任してからは出番が激減。2022年は15試合に出場すると、2023年は5試合、今季はここまでリーグ戦2試合と出番が減っていた。 ここまでJ1通算443試合20得点、J2通算36試合4得点、リーグカップ通算54試合2得点、天皇杯通算31試合5得点を記録。リーグ優勝は2012年、2013年、2015年と3度経験しており、今シーズンが4度目の優勝になる可能性が。リーグカップも2022年に優勝している。なお、2015年にはJリーグMVPも受賞していた。 また、世代別の日本代表としてもプレーし、A代表としてもプレー。12試合で1得点を記録しており、2014年のブラジル・ワールドカップでもコロンビア代表戦でプレーしていた。 青山はクラブを通じてコメント。新スタジアムでのリーグ優勝で締めくくりたいと残り試合に意気込んだ。 「サンフレッチェ広島の青山敏弘は今シーズンを最後に現役生活を引退する事をご報告させていただきます。21年のキャリアの全てを広島でプレーさせていただいた事に、大きな誇りを感じております。クラブ、チームメート、ファン・サポーターの皆様のこれまでの大きな支えに深く感謝いたします」 「僕には新スタジアムで優勝という大きな夢があります。皆様と喜びを分かち合うために、残りのシーズンを共に闘います。このクラブと自分自身の力を最後まで信じて」
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