投票所でトラブル

27日に投票が行われた衆院選と最高裁判所裁判官国民審査をめぐり福岡県内でトラブルが相次ぎました。 このうち、福岡県宇美町では投票所のパソコンがフリーズし、有権者4人が投票せずに帰りました。 宇美町選挙管理委員会によりますと27日午後5時50分すぎ、宇美町第2投票所で投票受付システムが停止し、25分間、名簿照合と投票受付の入力ができなくなりました。 このため、受付を待っていた有権者16人のうち4人が投票せずに帰ったということです。 原因は投票受付システムのデータベースを管理するパソコンがフリーズしたためで、待機していたシステムエンジニアの指示で復旧作業を行ったということです。 宇美町選管は、仮投票の手順など緊急時の対応を事前に共有し、不測の事態に備えるとしています。 また春日市では27日午前9時30分ごろ、春日市第2投票所で、投票を済ませた有権者からの求めに応じて、本来は交付できない配偶者の分の小選挙区の投票用紙を交付し、二重投票があったいうことです。 その後、誤りに気付き、比例代表と国民審査については配偶者の分の投票は行われていないということです。 春日市選管はこのようなことがないように担当職員に注意し、再発防止を徹底するとしています。