熊谷・星川イルミネーション 川面に映る幻想的な光、3エリアで変化楽しんで
「2024~2025星川イルミネーション」が12月14日始まり、点灯式が行われた。(熊谷経済新聞) 【写真】星川イルミネーション(ブルーゾーン) 熊谷市の市街地中心部を流れる星川をLEDライトで彩る「星川イルミネーション」。毎年12月~3月末に行われ、熊谷の冬の風物詩となっている。 今年は、会場を約600メートルに広げ、星川と地域住民の憩いの場「星川シンボルロード」を3つのエリアに分けて装飾。「熊谷の夜空と星川との光のコラボレーション」をテーマに、熊谷駅近くの東側から青色の「ブルーゾーン」、金色の「ゴールドゾーン」、市役所通りを挟んでお祭り広場から大路地交差点までを「レインボーロード」として7色の電飾で飾り、訪れる人たちが変化を楽しめるよう演出したという。 点灯式は、地域住民の憩いの場「星川シンボルロード」の緑の広場で行われた。カウントダウンの掛け声で関係者がスイッチを押すと、暗かった川面に光が映り周辺は華やかな光に包まれた。ステージではピアノとフルートの「えみゆか」と埼玉県立熊谷女子高校音楽部がクリスマスソングを披露。2組はコラボ演奏も行った。 熊谷市商工会議所青年部と星川エリアマネジメントから成る実行委員会が、商店街や市内30社以上に協力を仰いだ。星川エリアマネジメントの中島雄平さんは「前回までは、川の内側壁面に電飾を付けていたが、より川面に光を反射させるために川の上部に設置した。深みが出て幻想的な光になった。イルミネーションのエリアも大露路通りまで伸びたことで迫力も増したと思う」と話す。 熊谷商工会議所青年部会長の熊谷明美さんは「星川イルミは10年ほど前から青年部の先輩たちの熱い思いでスタートし、受け継がれてきた事業。人と人とのつながりを大切に、地域活性化に向けイベントを通して熊谷の未来を明るくしていければ」と話す。「イルミネーションで皆さまが笑顔になり、すてきな思い出になれば」とも。 現在、インスタグラムでフォトコンテストを行っている。イルミネーションの写真を撮り参加者自身のインスタグラムにハッシュタグ「#星川イルミ」を付けて写真とコメントを投稿すると応募できる。応募は12月31日まで。入賞者にはアマゾンギフト券を進呈する。 点灯は17時~24時。2025年3月31日まで。
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