群馬県・明和県央高校ラグビー部の成田監督 今年度で退任へ
全国高校ラグビー大会に群馬県代表で出場する明和県央の壮行会が14日開かれ、チームを約30年率いた成田仁監督が、今年度で退任すると発表しました。 明和県央高校ラグビー部の壮行会は、保護者会の主催で今月14日高崎市内で開かれ、選手をはじめチームスタッフや、学校関係者らが出席しました。 明和県央は、全国高校ラグビーの県予選で3年連続11回目の優勝、今年は1年生から花園のピッチを経験した選手も多く、全国大会での活躍が期待されています。 成田監督は、東農大二でスクラムハーフとしてプレーし、国士舘大学を経て明和県央高校に赴任。これまで約30年にわたりチームを率いてきました。 2009年度の県予選で初優勝を果たし、2011年度と2014年度には、チームを全国ベスト16に導きました。 来年度からは、現在部長を務めるOBの立見聡明さんが監督に就任するということです。なお成田監督は、監督を退いた後も引き続き、チームをサポートしていくということです。 平坂桜士主将は「びっくりしています。でも監督最後の世代ということで今年結果で恩返ししたいなと思っています。1月1日を花園で迎えたいです。」と話していました。