気づけば午後? 注意散漫を克服して成果を上げる方法
タイミングを合わせる
神経科学者によると、脳は90分ごとに活動的なサイクルを繰り返すため、その長さで作業セッションをスケジュールすることをすすめています。その90分の間に、さらに時間を以下のように細かく分けることができます。 最初の20分:最初の20分で最も難しいタスクをこなします。この時間帯は、あなたの頭が最も冴えている時です。 次の40~70分:よりゆっくりとした簡単な作業をします。 次の10分休憩を取ります。 研究者のミス・ストローニは、複数のタスクをこなす必要がある場合、タスクを負担の大きい順から簡単な順にランク付けして、その順番で行うと効果的だとアドバイスしています。 もし最も難しいタスクが20分以上かかる場合、彼はそれを次の90分間の作業セッションの開始時まで置いておき、頭がリフレッシュされた状態で取り組むように勧めています。
注意点は?
ただし、いくつかの注意点があります。 まず第一に、90分の作業セッションを10分の休憩を挟んで、連続して詰め込むスケジュールにはしないでください。 ストローニは、集中した作業は一日あたり合計で4時間を超えないように制限すべきだと述べています。 また、自分の疲れ具合や時間帯、行っている作業の種類に応じて調整することも重要です。
Googleのエグゼクティブがおすすめする「書き留める」
ToDoリストは最もシンプルで一般的な生産性ツールですが、それを書き方にはペンのブランドの数ほどの方法があります。自分にとって何がベストなのかを探りましょう。 Googleのエグゼクティブ生産性アドバイザー、ローラ・メイ・マーティンは、タスクを重要度と所要時間で分類する「Daily Plan」のロードマップを使用することを提案しています。 それには、日々のスケジュールも含まれています。彼女は、翌日の計画を夜のうちに書き込んでおくことを勧めています。そうすることで、計画を持って一日をはじめられます。これはどんな種類のTo-doリストにも有効なアドバイスです。 他の専門家は、「アンチ・トゥードゥーリスト」や「やり遂げたことリスト」を書くことを提案しています。これらは、達成したことを強調するためのリストです。これは、何も進んでいないように感じる日には特に価値があります。 やるべきことを追跡するためのアプリやシステムはたくさんありますが、時間を割いてやるべきことを紙に書き出す(そしてやったことにチェックを入れる)ことが、より自分を落ち着かせて、より集中し、記憶力を向上させることが証明されています。 Originally published by Fast Company [原文] Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC.
真栄田若菜/OCiETe