「最優秀監督」は両リーグとも就任1年目で栄冠…ガーディアンズのボート監督とブルワーズのマーフィー監督
大リーグ機構は19日、今季の最優秀監督賞を発表し、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督が選ばれたと発表した。ともに監督就任1年目での受賞で、2人は全30票中、27の1位票を集めた。 40歳のボート氏は2022年にアスレチックスでメジャー11年の現役生活に別れを告げて引退し、今季からガーディアンズの監督に就任した。チームはシーズン92勝69敗をマーク。ア・リーグ中地区優勝に導き、ポストシーズンではリーグ優勝決定シリーズまで進んだ。引退からわずか2年での受賞となった。 球団史上初の最優秀監督となった65歳のマーフィー氏は、カブスに移籍したカウンセル監督の後任として今季から指揮を執り、93勝69敗でナ・リーグ中地区を制した。選手時代にメジャー経験のない監督としては、10人目の快挙となった。 BBWAAの個人賞の発表は、20日に最優秀投手に与えられるサイ・ヤング賞、21日(同22日午前8時頃)に、ドジャースの大谷翔平の2年連続3度目の獲得が有力視される注目のMVPが発表される。
中日スポーツ