【女子ゴルフQTファイナル】菅沼菜々、不調に耐え54位発進「良い意味で、あまり自分に期待せずに…」
◇26日 女子ゴルフ QTファイナルステージ第1日(静岡県袋井市、葛城GC宇刈C) 今季のレギュラーツアーでポイントランキング79位と低迷し、3シーズン守ったシード権を手放した菅沼菜々(24)=あいおいニッセイ同和損保=は73で回り、1オーバーで54位となった。来季前半戦のほとんどの試合に出場できる30位程度を目指し、残りの3日間は良い意味で自分に期待せずにプレーするという。 ティーショットの不調に悩む菅沼は耐える展開が続いたが、17番パー5では残り40ヤードの第3打をピンから1メートルにつけ、ようやく初バーディーを奪った。「ティーショットはシーズンよりはましになったが、もう少し安定させたい。風や寒さもあり、縦距離を合わせるのが難しかった」 今季は29試合に出場し、トップ10に入ったのは5月のワールド・サロンパス・カップで9位に入った1度だけ。16試合で予選落ちした。2週前の最終戦も4試合連続予選落ちで終了。今も状態は上向いていない。 浮上を目指す残りの3日間では「良い意味で、あまり自分に期待しないせずにプレーしたい」という。ミスなどで結果が出なくても、ショックを受けないようにしたいというのが真意だ。「このコースはグリーンが読みやすいので、乗ればチャンスがある。ミスの幅を小さくして楽しみたい」と2日目以降はアイアンショットに望みを託す。
中日スポーツ