ファイナンスとは何か? その2 ファイナンスの種類 コーポレート・ファイナンスとパーソナル・ファイナンス
まとめ
コーポレート・ファイナンスとパーソナル・ファイナンスの根本的な違いは、主体が企業であるか、個人であるかです。それにより、扱う資金の規模が異なりますが、両者とも、主体である企業ないし個人の利益を最大化する点は共通であるといえます。 コーポレート・ファイナンスの資金調達手段は多様ですが、一方、パーソナル・ファイナンスの資産運用手段も多様です。両者とも銀行預金、株式、債券、外貨などにより資金調達または資産運用をすることになります。これは、数々の金融市場を通じて個人が運用している資金を企業が調達しているからであるということができます。すなわち、両者の関係は裏腹なのです。 その3では、パブリック・ファイナンスとソーシャル・ファイナンスについて見ていきたいと思います。 執筆者:浦上登 サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部