妻がダイハツの「タント」を買い物用にほしいと言っています。貯金が少ないので高い新車などは買えませんが、中古の軽なら「50万円」あれば買えるでしょうか?
中古車を購入する場合の注意ポイント
中古車を購入する場合、「どこで購入するか」を決めることが大切です。 株式会社ホンダアクセスの「中古車の購入に関する調査2023」によれば、中古車の購入場所として「中古車販売店(ディーラー系除く)」が53.2%ともっとも多く、「ディーラー系中古車販売店」(23.6%)、「ディーラー」(12.2%)と続きます。 ディーラー系の中古車販売店やディーラーでは、特定のメーカーの中古車しか販売されていません。さまざまなメーカーの中古車を同時に比較検討したいなら、ディーラー系ではない中古車販売店がおすすめです。 また、中古車の「価格」も、慎重に比較検討する必要があります。中古車を購入するときは、可能な限り安いほうが良いという人が多いでしょうが、中古車の価格があまりに安すぎる場合は慎重に「安さの理由」を確認することをおすすめします。 例えば、車両代金が10万円以下など極端に安い場合、修理歴が残っているかもしれません。一度修理した車はダメージを負った状態であり、見た目がきれいでも何らかの衝撃が加わると大きく破損して修理費が高額になったり廃車になったりする可能性があります。 また、短期間でかなりの走行距離になっていて、車の劣化が進んでいるかもしれません。
まとめ
中古車の購入費用は年々高くなっており、データを見ると100万円~150万円くらいの費用が必要になります。50万円以下の中古車を選ぶこともできますが、「修理歴がある」「短期間で走行距離が長くなっている」など、何らかの車体の劣化が生じているケースもあります。 安い車が欲しいと思うのは誰しも同じでしょうが、安全に走行するためにも、なぜ安いのか理由をはっきり確認したうえで購入を検討しましょう。 出典 株式会社リクルート 中古車購入実態調査2023 株式会社ホンダアクセス 中古車の購入に関する調査 2023 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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