【大分】臼杵南小「棒術」継承の取り組みが表彰
大分朝日放送
大分県臼杵市の臼杵南小学校が、教育活動の一環として古武術「棒術」の継承に長年取り組んできたとして表彰されました。 臼杵南小学校は地元に残る貴重な伝統芸能を次世代に受け継ごうと、地域と連携しながら棒を使った古武術である棒術を授業に取り入れてきました。 10日は地域の祭りで4年生と5年生が演武を披露しました。 (4年生) 「最初は難しいと思っていたけど出来るようになると楽しい」 (5年生) 「1つでも間違えると伝統が無くなってしまうと思う。間違えないように気を付けている」 こうした長年の取り組みが伝統芸能の継承活動として評価され、先週末、東京で博報堂教育財団から博報賞の功労賞が贈られました。 (臼杵南小学校 後藤裕之校長) 「これを励みに地区の人や保護者・卒業生と大きなうねりを作っていきたい。夢が広がりました」 臼杵南小学校では、棒術を地元の祭りで奉納したり、運動会など学校行事で披露したりするほか、上級生から下級生に伝承する機会を作るなど年間を通して取り組んでいます。