ミカエル・ミシェル フランスへ帰国に際しファンからサプライズ演出
地方の短期免許で南関東を中心に騎乗したフランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(29)が22日、羽田空港から母国フランスへ帰国の途についた。空港の外には約20人のファン、関係者が見送りに集まり複数の横断幕、寄せ書きが用意されていた。サプライズ演出に感動した面持ちのミシェルは「凄くうれしいです」と涙を交えつつ、日本語で答えた。 20日の船橋競馬がラスト騎乗となったミシェルは、今開催で17勝をマーク。30勝を挙げた20年には及ばなかったが、充実した日々を過ごした様子だった。ミシェルは「凄くいい人たちと仕事ができて幸せでした。4年前よりも自信を持てて騎乗できました」と振り返った。 この後は母国フランスでクリスマス、年末年始の休暇を過ごす予定。来年の具体的な来日プランは決まっていない。自身4回目のJRA通年免許試験を受験するつもりだ。「もっと勉強して、日本語も上達して来年に戻ってきます」と話し、“愛している”と公言する日本を旅立った。