<リベンジの春・’23センバツ>組み合わせ抽選 クラーク、初戦は第7日 岐阜、沖縄の勝者と 「好調維持したい」 /北海道
阪神甲子園球場で18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。2年連続2回目の出場となる北海道代表のクラーク記念国際は、大会第7日第1試合で大垣日大(岐阜)と沖縄尚学(沖縄)の勝者と対戦する。 クラークの新岡歩輝主将(2年)は緊張した面持ちで抽選に臨んだ。「甲子園の雰囲気に慣れるためにも1日目は避けたい」と話していた新岡主将。佐々木啓司監督(67)が「新岡は日ごろの行いがよいから抽選は心配していない」と話した通り、初戦は1、2回戦最終日の7日目となった。 対戦相手は、大垣日大と沖縄尚学の勝者となる。新岡主将は「どちらも打撃が強い印象がある。(投手の)自分がどれだけ抑えられるかで試合が決まるので、がんばりたい」と意気込んだ。 大垣日大は2年連続5回目、沖縄尚学は9年ぶり7回目のセンバツ出場と、いずれも伝統ある高校だ。新岡主将は「初戦まであと2週間。準備をする時間はたっぷりとある。投球の調子はすごくよいので、その調子を落とさず維持したい」と語った。 佐々木監督は「対戦相手の試合を事前に見ることができるのは、一つ大きなメリット。開幕まで、練習試合を通してチームの完成度を上げていきたい」と話した。 抽選会後、クラークは大阪梅田校のキャンパスをメイン会場に壮行会を実施。深川市の田中昌幸市長のほかに、仙台校や札幌大通校などの生徒らがオンラインで参加した。壮行会のあいさつで、吉田洋一校長は「自信を持って堂々と相手にぶつかってほしい」と選手たちにエールを送った。【金将来】