アジア最高額はどこ!? 代表チーム最新市場価値ランキング9位。国をあげて強化! 海外組わずか1人の曲者
FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選が先月から始まり、アジア各国の代表がW杯の切符をつかみ取るためしのぎを削っている。近年はアジアの選手も評価されるようになり、市場価値も全体的に増加傾向にある。今回は、アジアの代表チームの市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照。※メンバーは発表時点のもの)
9位:カタール代表 最新FIFAランキング:44位 総市場価値:2068万ユーロ(約33億880万円) 最高額選手:アクラム・アフィーフ(600万ユーロ/約9億6000万円) 今年1月に行われたAFCアジアカップを制覇したカタール代表がランキング9位に入った。同代表の総市場価値は2068万ユーロ(約33億880万円)となっている。 自国開催となった2022年のFIFAワールドカップ(W杯)・カタール大会ではグループステージ3戦全敗と散々な結果に終わってしまい、その後も不安定な戦いが続いていたが、スペイン人のティンティン・マルケスを招聘し迎えたアジアカップでは、全勝優勝を果たした。 そんなカタール代表でもっとも市場価値が高い選手は、左ウイングのアクラム・アフィーフだ。 現在自国リーグのアル・サッドに所属している同選手は、ビジャレアルの下部組織に在籍していた経験もあり、代表のエースとして君臨している。アジアカップでも全7試合に出場し8ゴール3アシストと驚異的なスタッツを残した。 近年のカタールは国をあげてサッカー代表の強化に取り組んでおり、国内の数クラブに自国の有望選手を集中させている。 今回の招集メンバーもアフィーフが在籍しているアル・サッドとアル・ドゥハイル、アル・アラビ所属の選手が大半を占め、国外組は1人のみだ。 2度目のW杯出場を目指す今回のアジア最終予選は、1分1敗とあまり好調とはいえない滑り出しに。自力でW杯出場権をつかみ取り、サッカー強豪国の仲間入りを果たすことが出来るだろうか。
フットボールチャンネル