【比較】有名カフェ・チェーン店「ホットコーヒー」価格調査! 都道府県別「カフェ代ランキング」、節約のコツも
カフェ好きの方におすすめしたい「節約のコツ」とは
この章では、カフェ好きの方におすすめしたい節約のコツを紹介します。 ●「コンビニコーヒー」を取り入れる たとえば、先にご紹介したスターバックスで1カ月にコーヒーを20回購入した場合、8400円の支出になります。 スターバックス10回、コンビニのコーヒー(セブンイレブンのホットコーヒーR:税抜112円)10回にすれば、5320円におさまります。1ヶ月約3000円、1年間4万円近くの節約になります。 年間約4万円の余剰資金ができればほしかったものを購入できたり、プチ旅行の資金にあてたりすることができるかもしれません。 最近は、コンビニのコーヒーのクオリティが高いと評判ですよね。また、カフェ以上に気軽、かつ短時間で購入できるのもうれしいポイントです。 ●ティーパックやスティックなどで「置き換え」 紅茶のティーバッグ、あるいはスティックタイプのコーヒーやカフェオレなどに置き換えると、かなり節約できます。 高級ブランドの紅茶でもティーバッグ1つの価格は100円前後のものが多く、カフェのコーヒーや紅茶よりも比較的手頃です。それでいて、贅沢な気分にひたることができます。 また、最近はスティックタイプのコーヒーやカフェラテも充実しています。スターバックスからもスティックタイプのコーヒーやラテが出ていますが、一杯あたり100~200円程度。 自販機で缶コーヒーを購入するのと同等な出費に抑えられることがわかるでしょう。 ス―パーやドラッグストアにはスティックタイプのコーヒーやラテの取り扱いが充実しているので、お好みのものや変わり種を探してみるのも楽しいですよ。 次の章では、総務省統計局の家計調査資料から作成したランキング表にて「現代の日本人がカフェや喫茶代にいくら使っているのか」をチェックしていきましょう。
【参考】都道府県別「カフェ代」ランキング
最後に、現代の日本人がカフェや喫茶代にいくら使っているのかについて、都道府県別に見ていきます。 ●【都道府県別】「喫茶代」支出ランキング(県庁所在地)1位~23位 今回は、総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)1世帯当たり年間の品目別支出金額」から、県庁所在地ごとの支出をチェックし、ランキングにしました。 まずは、上位23位の都道府県をみていきましょう。 ・愛知県・名古屋市:1万5491円 ・東京都・東京都区部:1万2622円 ・岐阜県・岐阜市:1万2266円 ・奈良県・奈良市:1万283円 ・埼玉県・さいたま市:1万145円 ・滋賀県・大津市:1万31円 ・京都府・京都市:9603円 ・兵庫県・神戸市:9603円 ・神奈川県・横浜市:9006円 ・福岡県・福岡市:8915円 ・石川県・金沢市:8821円 ・栃木県・宇都宮市:8818円 ・佐賀県・佐賀市:8778円 ・広島県・広島市:8738円 ・富山県・富山市:8730円 ・岡山県・岡山市:8464円 ・三重県・津市:7948円 ・香川県・高松市:7753円 ・徳島県・徳島市:7617円 ・大阪府・大阪市:7254円 ・高知県・高知市:7005円 ・静岡県・静岡市:6949円 ・千葉県・千葉市:6851円 喫茶代が最も多かった県庁所在地を有する都道府県は愛知県・名古屋市で1万5000円を超える結果となりました。 モーニング文化が浸透している名古屋市が首位なのは納得ですね。つづく2位は東京都区部でした。 ●【都道府県別】「喫茶代」支出ランキング(県庁所在地)24位~27位 ・宮城県・仙台市:6521円 ・茨城県・水戸市:6430円 ・和歌山県・和歌山市:6232円 ・鹿児島県・鹿児島市:6104円 ・新潟県・新潟市:5779円 ・福井県・福井市:5665円 ・長崎県・長崎市:5622円 ・山梨県・甲府市:5587円 ・群馬県・前橋市:5579円 ・北海道・札幌市:5401円 ・島根県・松江市:5399円 ・大分県・大分市:5397円 ・山口県・山口市:5255円 ・長野県・長野市:5112円 ・熊本県・熊本市:5014円 ・愛媛県・松山市:4600円 ・福島県・福島市:4555円 ・山形県・山形市:4502円 ・鳥取県・鳥取市:4405円 ・岩手県・盛岡市:4373円 ・宮崎県・宮崎市:3731円 ・沖縄県・那覇市:3354円 ・秋田県・秋田市:2994円 ・青森県・青森市:2671円 47位の青森県は2671円となっており、トップとの差が1万円以上となっています。 同じ国の中で、これだけの差が生まれるのはおもしろいですね。