【川口オート SGスーパースター王座決定戦 初日】TR12Rは鈴木圭一郎 虎視たんたんと勝機を狙う
埼玉県・川口オートレース場の「スーパースター(SS)フェスタ2024」は、きょう27日に開幕。大みそかのSG「第39回SS王座決定戦」(優勝賞金3100万円)進出を懸けて、11Rと12Rでトライアル戦出場16人が激突する。なおSSトライアル戦に出場を予定していた木村武之は私病のため欠場。補欠1位の森本優佑が繰り上がり出場する。 2枠を手にした鈴木圭を中心視する。前節の浜松は圧倒的なパワーで貫禄のV。序盤で好位につけて、8周回の長丁場を生かした走りで勝機をつかむ。相手筆頭はもちろん1枠の青山。トップスタートからの逃げ切りを狙う。荒尾、鈴木宏の決め手も通用。 <1>青山周平 ヘッドを交換した。エンジンはずっと安定して動いてくれているけど、練習では地元とは違う感触だった。 <2>鈴木圭一郎 前節の浜松の動きは良かった。特に晴れの準決と優勝戦は良かった。シリンダーを新品に交換していく。 <3>鈴木宏和 飯塚でシリンダーを交換してからエンジンは上向き。大きなことは考えず、基本的にはセットの範囲内で調整する。 <4>中村杏亮 前節の最終日は良かった。エンジンは安定していると思う。試走タイムに関してはタイヤに左右されてしまう。 <5>荒尾聡 飯塚の初日が終わってからフレーム交換して、乗り味は良くなった。エンジンは悪くないけど、もう少し欲しい。 <6>若井友和 前節はあまり良くなかった。オーバーホールして、クランクとロッドを新品にした。あとは微調整で確かめる。 <7>加賀谷建明 地元に戻ってフレームを交換。整備日に乗った感じがひと息で、カムを交換した。これで良くなってくれれば。 <8>松尾啓史 前節優勝戦はタイヤが滑って乗りづらかった。立ち上がりで開けるタイミングで滑る。タイヤだけ考えていく。 ▽SSトライアル戦 2016年(第31回)から実施方法が3戦制から4戦制に変更された。16人が初日~4日目(27~30日)の各11、12Rでそれぞれ4走して、平均競走得点上位8人が最終日(31日)12R「王座決定戦」に進出する。同点の場合は優先順位上位者。得点下位8人は同10R「順位決定戦」に回る。なお、初日11R2、4、6、8着と同12R1、3、5、7着の8人が2日目11Rへ、初日11R1、3、5、7着と同12R2、4、6、8着の8人が2日目12Rへ進む。枠番は第1戦入着上位選手から順番に抽選となる。得点は1着から順に10、8、6、5、4、3、2、1点。試走戒告と競走戒告はマイナス3点、競走注意はマイナス1点。