小嶋陽菜 ストーカー被害後も絶やさぬ〝神対応〟 「何事にも動じなくなった」とブレない背景
東京・渋谷区の路上で〝こじはる〟こと元AKB48の小嶋陽菜(36)がファンの男に抱きつかれ、押し倒された事件で、警視庁は18日、ストーカー規制法違反容疑で、中国人留学生のジャオ・レイ容疑者(42)を再逮捕した。小嶋の精神状態も心配されるところだが、当の本人は臆することなく笑顔で〝神対応〟を継続。実業家としても大成功した精神的なタフさの源とは――。 【画像】大阪でのファンとの交流を投稿した小嶋陽菜 同容疑者は10月28日午後9時ごろ、渋谷区の書店で行われた写真集発売記念イベント終了後、会場を出た小嶋に抱き付いて押し倒したとして、現行犯逮捕されていた。 再逮捕容疑は8月ごろから複数回にわたり、都内のイベント会場などで小嶋を待ち伏せした疑い。ジャオ容疑者は「彼女が好きだった」「周りの人が会わせてくれなかった」などと供述しているという。 28日に起きた事件の影響で、翌日の写真集イベントが中止に。2017年にAKB48を卒業して以来、ファンと触れ合うイベントは久しぶりだった小嶋。AKB時代の14年、刃物を持った男にメンバーが襲われ、負傷する「AKB48握手会傷害事件」を経験しているだけに、精神的な後遺症も心配されていた。 そんな中で、小嶋は今月10日に大阪で写真集発売を記念したお渡し会を無事に開催。自身のX(旧ツイッター)で、笑顔の写真を添え「10年ぶり~!みたいな再会たくさんで楽しかったです」とつづっていた。 「大柄のSPが警備していたが、小嶋はファンとの触れ合いを怖がる様子もなく、変わらぬ笑顔で〝神対応〟していた。終了後に発信した動画では、わざわざ真顔のSPを背後に立たせて、感謝を伝える小嶋らしい遊び心を見せていた。イベントに来られなかったファンも、事件を感じさせない姿に安堵していた」(関係者) 小嶋といえば、卒業後に「実業家」としても大成功している。 8月に自身が代表を務めるアパレル企業「heart relation」(ハートリレーション)」の株式51%を、同じくアパレルの「yutori(ユトリ)」に約17億円で売却。今後は同社の傘下に入り、協業すると発表した。小嶋はその事業売却で10億円以上を手にしたといわれる。 「自ら役員をヘッドハンティングしたり、採用面接に立ち会い、総勢100人規模の会社に育てた。アイドル時代は寝る暇がなく、殺人的なスケジュールをこなしたことで『肉体的にも精神的にもタフになって、何事にも動じなくなった』と。今回の事件も大々的に報じられ『大ごとになってしまった』と、むしろイベントに来られないファンを心配していた」(同) 〝強く優しい〟こじはるは、今後もさまざまなステージで活躍しそうだ。
東スポWEB