ネーションズリーグ

男子バレー日本代表の宮浦健人【写真：VNL提供】

　バレーボールのネーションズリーグ（VNL）男子第3週のフィリピン大会は23日、予選ラウンド最終戦に臨んだ世界ランク4位の日本が同5位の米国に3-0（25-20、25-23、25-19）で完勝した。終盤には宮浦健人が3連続サービスエースで圧倒。X上の日本人ファンは「曲がり方エグい」と衝撃を受けている。 【動画】宮浦健人がサービスエースを決めた過去の動画（3本目） 　土壇場に燃えるサーブを連発した。追う展開だった第3セット。なんとか追いついた終盤に宮浦が爆発した。21-19から2連続でサービスエース。さらに3本目も強烈な一撃を叩き込み、ラインぎりぎりに決めるノータッチエースだった。客席のフィリピン人ファンとともに絶叫。日本の勝利を呼び込んだ。 　25歳の成長株が見せた衝撃の3連発。X上の日本人ファンからは「度肝抜かれるわ」「宮浦様すぎるて…」「西田くんのオポジットコンビは最強だ」「泣いちゃう」「ヒーローやん」「曲がり方がエグい」「シビれた」と大興奮の声が上がっている。 　前夜は東京五輪金メダルのフランスを撃破。快進撃で世界ランクのポイントは9.44を積み上げ、354.36ポイントで2位だったスロベニアを0.39上回って2位に浮上した。27日開幕のVNLファイナルラウンドは、開催国ポーランドと予選ラウンド上位7チームがトーナメント方式で対戦。日本は進出を決めている。