石川・輪島市と珠洲市を結ぶ奥能登の大動脈・国道249号が27日に全線通行可能に
地震と豪雨で大きな被害を受けた奥能登の大動脈、国道249号ですが、能登半島の外浦を通る石川県輪島市門前町と珠洲市の間が27日に全線で通行可能になります。 【写真を見る】石川・輪島市と珠洲市を結ぶ奥能登の大動脈・国道249号が27日に全線通行可能に 元日の地震に加え9月の豪雨により、大規模な土砂崩れや路面の崩落などが発生した国道249号の輪島市門前町と珠洲市若山町の区間、およそ53キロについては、管理する県に代わって国が復旧工事を進めてきました。 国道249号は5日、輪島市町野町の大川浜付近が通行可能になりました。 これに加え、隆起した海岸に整備されたう回路が豪雨による地すべりの被害を受けた輪島市の白米千枚田付近では20日に。輪島市の中屋トンネル付近は早期の開通が難しいことから、県道や市道をう回するルートで25日から1車線での通行が可能となります。 また、珠洲市の逢坂トンネル付近では崩落した土砂を盛土や土のうなどに活用し海岸線に1車線の通行を確保し、27日に開通します。 これによって、国道249号は全ての区間で通行可能になります。 一部の区間は地元住民と緊急車両に限定されますが、奥能登の大動脈となっている国道249号の再開により、復旧、復興へ弾みがつくことが期待されます。
北陸放送