EURO初戦でまさかの金星献上…ベルギー指揮官、黒星に落胆。2度ノーゴールのVAR判定には「何も言うことはない」
ベルギー代表のドメニコ・テデスコ監督は、EURO2024初戦の敗戦後に試合を振り返り、VARへの見解を示した。 17日に行われたEURO2024グループE初戦でベルギーはスロヴァキアと対戦。戦前の予想ではベルギー優位と考えられていたが、7分にスロヴァキアが先制に成功する。その後、ベルギーは攻勢に出たものの、VARによって2度得点が認められなかったりといった不運にも見舞われ、0-1で敗れた。 グループ初戦でいきなり金星を献上することになり、就任15試合目にして初黒星を喫したベルギーのテデスコ監督は、試合後に「いつかは試合に負けることがあるとわかっていたし、それが今日だった」と話し、試合を振り返った。 「改善するためにチームに伝えられることはほとんどない。我々はとても多くのチャンスを作り、得点できていればより簡単な試合になっていただろう。我々が上手くできなかった唯一のことはチャンスを逃してしまったことだ」 「我々にはとてもたくさんのチャンスがあった。これもフットボールの一部だ。もちろん、選手たちは結果に落胆している。試合への準備期間は良いものだった。今日、我々は得点を決めなければいけなかった。そうできていればいずれの問題についても話す必要はなかっただろう」 また、テデスコ監督は2度ロメル・ルカクがネットを揺らすも、いずれも得点が認められなかったVARの判定については「話すのが簡単なことではない。勝利していればもっと自分自身の考えを言うことができるものだが、我々は負けたし、私はフェアな監督でいたいから、何も言うことはない。我々はオフィシャルを信用しないといけないし、VARを信用しないといけない。彼らがハンドと言えば、我々はそれを受け入れないといけない」とコメントした。