【注目のFA選手|若手&中堅編】大倉颯太や納見悠仁ら有力PGに加え、馬場雄大や渡邉飛勇など日本代表経験者もFA
■渡邉飛勇(琉球→?)
生年月日:1998年12月23日(25歳) ポジション:PF 身長・体重:207センチ・106キロ アメリカ出身の渡邉は、207センチ106キロのパワーフォワード。ポートランド大学、カルフォルニア大学デービス校大学院を経て、2021-22シーズンに琉球へ加入した。バスケを本格的に始めたのが高校3年からだが、そのポテンシャルの高さを認められBリーグデビュー前から日本代表に選出。しかし、しばしばケガに見舞われて、フルシーズンを戦うことが叶わなかった。2023-24シーズンは22試合に出場し、1試合平均4分49秒1.2得点1.1リバウンドをマークしている。 琉球ではなかなか出場機会に恵まれなかったが、2023年8月に日本代表として出場したニュージーランド戦では、20分44秒のプレータイムで10得点7リバウンド1アシスト1スティールと上場のパフォーマンスを披露。フリオ・ラマス氏、トム・ホーバス氏と歴代の日本代表HCが期待するポテンシャルの高さを証明した。
■土家大輝(福島→?)
生年月日:2000年4月5日(24歳) ポジション:PG 身長・体重:173センチ・72キロ 岡山県出身の土家は福岡大学附属大濠高校から早稲田大学に進学し、特別指定選手として2020-21シーズンにファイティングイーグルス名古屋、翌シーズンに島根スサノオマジックに在籍した。2022-23シーズン途中に福島へ加入すると、今シーズンは27試合の先発を含む59試合に出場。いずれもキャリアハイの1試合平均8.6得点1.6リバウンド3.2アシストに37.9パーセントの3ポイントシュート成功率をマークした。 飛躍の1年を過ごした土家は今夏注目のFA選手の一人。福島は契約交渉を続けていくと明言しているが、獲得を望むチームも少なくはないだろう。2023年に福島とプロ契約を果たした際には「2026年にスタート予定の新B1の舞台で活躍したい」とコメントしており、どのような決断を下すにしろ、自身が最も成長できる環境を求めることが予想される。
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