【注目のFA選手|若手&中堅編】大倉颯太や納見悠仁ら有力PGに加え、馬場雄大や渡邉飛勇など日本代表経験者もFA
■納見悠仁(川崎→?)
生年月日:1997年4月10日(27歳) ポジション:PG/SG 身長・体重:182センチ・83キロ 神奈川県出身の納見は高校時代に八村塁とともに明成高校(現仙台大学附属明成高校)のウインターカップ3連覇に貢献した実績を持つ、その後、青山学院に進み、島根スサノオマジック(特別指定)、新潟アルビレックスBBでプレーした。川崎には2022-23シーズンから所属しており、今シーズンは46試合に出場し、1試合平均12分2秒のプレータイムで同2.7得点2.0アシストを記録している。 3ポイントシュートとアシスト能力を武器とするコンボガードの納見。新潟時代にはB1で平均8.1得点4.0アシストを記録したシーズンもあり、B1で輝ける実力の持ち主であることに疑いはない。すでに川崎を離れることは決定しており、新天地のチームでの飛躍を期待しているファンは多いだろう。
■馬場雄大(長崎→?)
生年月日:1995年11月7日(28歳) ポジション:SG/SF 身長・体重:196センチ・91キロ 富山県出身の馬場は筑波大学4年次の2017-18シーズンにアルバルク東京でBリーグデビューを果たすと、2019年からNBAサマーリーグ、NBA下部のGリーグ、NBL(オーストラリア)といった海外でキャリアを重ねていたが、今シーズン開幕前に長崎へ電撃移籍。5年ぶりの日本復帰イヤーとなった2023-24シーズンは、レギュラーシーズン55試合に出場し、1試合平均14.1得点4.2リバウンド3.6アシスト1.8スティールを記録し、ベストディフェンダー賞も受賞した。 数シーズンの海外挑戦を経てBリーグに帰還したが、依然として“NBA挑戦”の意思は揺るがず。長崎も「馬場選手が入団当初から掲げている目標でもある“NBA挑戦”を長崎ヴェルカ一同、最大限応援したいと思っております」と選手の意思を支持する意向を示しており、今夏の日本代表活動後にどのような決断を下すのかに注目したい。