名馬ワンダーアキュートが描いた絵画がオークションで100万超え!
2012年のJBCクラシック、14年の帝王賞などJpnⅠを3勝したワンダーアキュート(父カリズマティック)が〝画家デビュー〟し、ネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品した初作品が5日時点で103万円を超えた。 ワンダーアキュートは先月10日に種牡馬を引退し、北海道・日高町のYogiboヴェルサイユファームで功労馬として余生を送っている。 穏やかな日々を過ごしながら、同26日に更新された同ファームのXで「どうやら絵描きになるようです」と〝宣言〟。翌27日にベレー帽をかぶった〝キュート〟な画伯ショットを公開し、頭絡に固定した筆で、真っ白なキャンパスに赤、緑、黄色が鮮やかな初の絵画を描き上げた。 アキュート画伯の誕生は反響を呼び、急きょTシャツが制作されることに。さらにファンから原画への問い合わせが相次ぎ、今月4日に「ヤフオク!」に出品。わずか1日で100万円の〝ミリオン超え〟を達成した。落札は10日まで受け付ける。 ヴェルサイユリゾートファームは引退馬牧場の自立を目指しており、アキュートの作品による収益は牧場の養生費に当てられる。 ちなみに、放牧地でYogiboのクッションに寝そべる2005年の菊花賞2着馬アドマイヤジャパンも「ワンダーアキュートさんに負けてられない」(同牧場のXより)と絵画に挑戦。 引退馬として新たな可能性を楽しむ名馬たちは、ファンに癒やしも与えている。