マンCのウォーカー、ネットでの誹謗中傷に厳しい対応呼び掛け
【AFP=時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティでプレーする同国代表のDFカイル・ウォーカーは12日、シティが0-2で敗れた11日のユベントス戦後に「卑劣で、人種差別的かつ脅迫的」なメッセージを受け取ったとして、オンラインでの誹謗(ひぼう)中傷に対する厳しい対応を呼び掛けた。 【写真特集】大迫力! 度肝抜くサッカー界のコレオグラフィー 敵地イタリア・トリノで行われた欧州チャンピオンズリーグのリーグフェーズ第6節でウォーカーはフル出場を果たしたものの、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティは直近10試合で7敗目を喫した。 ウォーカーはこの日、匿名のユーザーからインスタグラムのアカウントに送られてきた節度を欠く人種差別的な言葉が使われているメッセージのスクリーンショットをソーシャルメディアに投稿し、「昨夜(11日)の試合以降、自分がオンラインで受けている卑劣で人種差別的かつ脅迫的な誹謗中傷には、誰もがさらされるべきではない」と訴えた。 さらに、「こうした誹謗中傷を受けているすべての人々のために、インスタグラムと当局はこのようなことが起きるのを止める必要がある。決して許されることではない」とし、「ファンの皆さんへ、これからも自分たちはチームとしてより強くなり、改善し、一丸となって状況を打開する努力を続けていく」とつづった。 今回の人種差別的な攻撃を受けてマンチェスター・シティは「昨夜の試合後にカイル・ウォーカーがオンラインで受けた人種差別的な誹謗中傷を強く非難する」との声明を発表した。【翻訳編集】 AFPBB News