８年ぶり３度目の優勝

スペインを破って優勝したU-17北朝鮮女子代表。(C)Getty Images

　ドミニカ共和国で開催されていたU-17女子ワールドカップは現地11月３日に決勝が行なわれ、U-17北朝鮮女子代表がスペインと対戦。１－１で突入したPK戦を４－３で制し、2016年大会以来８年ぶりとなる、最多３度目の優勝を果たした。 【画像】輝く笑顔と個性全開のポージング！U-17女子W杯に出場したリトルなでしこ全選手＆監督のポートレートを一挙紹介！ 　今年９月にコロンビアで行なわれたU-20女子W杯でも北朝鮮がタイトルを手にしており、国際大会“連覇”に、韓国から驚きの声が上った。 　大手通信社『聯合ニュース』は「U-20もU-17も世界制覇…眠りから目覚めた北朝鮮の女性サッカー」と見出しを打ち、次のように伝えた。 「北朝鮮がU-20に続き、U-17W杯も制覇し、女子サッカーの強豪としての威厳を取り戻していく姿を見せた」 　記事はU-20女子W杯での北朝鮮の戦いぶりも回想。「アルゼンチン（６－２）を皮切りにコスタリカ（９－０）、オランダ（２－０）を連破し、３連勝ちでグループステージリーグを１位に通過。16強でオーストリア（５－２）、８強でブラジル（１－０）、準決勝でアメリカ（１－０）と順番に倒した後、決勝では強豪の日本でさえ１－０で制圧し、金字塔を打ち立てた。圧倒的なスキルを誇示して勝ち上がった」と伝えている。 　ちなみに、U-17日本女子代表は今大会でベスト８に進出したものの、準々決勝でイングランドにPK戦の末に敗れている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部