英愛仏に続き、伝統のイタリアダービーもディープインパクトの血が制覇…ボルナが快勝
<デルビーイタリアーノ(イタリアダービー)>◇19日◇カパネッレ(ローマ)◇G2◇芝2200メートル◇出走15頭 【写真】ディープインパクト産駒のオーギュストロダン 第141回のイタリアダービーは、ドイツからの遠征馬ボルナ(牡3、M・クルーク、父サクソンウォリアー)が直線で抜け出し、快勝した。鞍上はアンドレアシュ・シュタルケ騎手で勝ちタイムは2分17秒20。 同馬は母の半妹に前田幸治オーナー(ノースヒルズ代表)が所有するビリーブインラブ(英愛仏で重賞3勝)がいる血統。父サクソンウォリアーは日本生まれのディープインパクト産駒。 ディープインパクト産駒は、これまでにスタディオブマンが仏ダービー、オーギュストロダンが英愛ダービーを制しているが、今回はディープインパクトの孫が伝統のイタリアダービーを制したことになる。 ボルナから2馬身半差の2着は英国からの遠征馬ロイヤルスプレマシー。5着にはボルナと同様に父の父がディープインパクトのザツイード(牡3、R・ビオンディ、父アルバートドック)が入った。3年前の覇者トーキョーゴールドと同じ吉田照哉オーナー(社台ファーム代表)所有、フランスの小林智厩舎に所属する。 1番人気バトーブラン(牡3、父ケンダルジャン)は最下位15着に敗れている。