暫定王座獲得の津崎善郎が正規王者クンタップとの統一戦に「リベンジしたい。次は絶対に勝ちたい」と意欲【KNOCK OUT】
KNOCK OUTの2024年の第1弾大会となる「KNOCK OUT 2024 vol.1」(2月25日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が2月26日、都内で開催された。 「KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王座決定戦」で勝利を収め、プロ12年目にして初めてのベルトを獲得した津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)が正規王者のクンタップ・チャロンチャイ(タイ/BTC GYM)との統一戦への決意を口にした。 当初はクンタップにMASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)が挑戦するタイトルマッチが行われる予定だったのだが、クンタップがケガで欠場。津崎は2週間前のオファーにもかかわらず今回の試合に臨み、2-1の判定勝ちを収めた。 津崎はまずは「一夜明けて、念願のベルトなんですが、うれしくもあり“本当に獲れたのかな?”という気持ちもあります。まだ暫定王者なので、正規王者のクンタップ選手に勝たないと真の王者とは言えないので」などと率直な感想を口にした。
判定も2-1と割れた試合については「正直、どっちなのか分かりませんでした。3R終わった時点で、本当に気力だけで戦っていた感じだったので。ただ、最後まであきらめずに一生懸命やろうと決めていたので、それは実行できたのかと思う。自分の判定ではどっちかは分からなかった」などと振り返った。 クンタップとの統一戦については「前からクンタップ選手にリベンジしたいという気持ちはずっとあって。しっかり準備して次は絶対に勝ちたいと思っている」とリベンジと正規王者の座に向けて静かに闘志を燃やした。 KNOCK OUTの山口元気代表は「もうちょっとしたら正式に発表できると思うが、津崎選手の実家がある長崎でも(KNOCK OUT STYLEの)放送が決まった。そうしたら津崎選手の活躍する姿も地元に人たちに見てもらえるので、統一王座決定戦にもしっかり臨んでほしい」と語った。統一戦の時期については津崎は「クンタップ選手のケガが治り次第。できれば6月大会でやりたいというのはあるが、それもクンタップ選手次第。九州人なので9月にある九州大会でも」と6月23日に国立代々木競技場第二体育館で開催されるビッグマッチ、もしくは9月21日に福岡・アクロス福岡で開催される九州大会での実現を希望した。
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