【巨人記録室】移籍後初黒星の高橋礼…全6安打を左打者に許す 打たせて取る持ち味を研究され、近本に今季初被弾
◆JERA セ・リーグ 巨人2-4阪神(5日・東京ドーム) 巨人が惜敗し、阪神戦では22年4月以来となる3連戦3連勝を逃した。高橋礼投手(28)が5回3失点で移籍後初黒星。攻撃陣は3点を追う5回に小技も絡めて一時1点差に追いすがったが、及ばなかった。 【動画】巨人・高橋礼、地面スレスレからズバッ! 【記録室】巨人先発の高橋礼が5回を3失点で敗戦投手。移籍後初の黒星を喫して今年は2勝1敗となった。 阪神戦に登板したのは、3月31日に次いで2度目。ソフトバンク時代は1度も対戦がなかった。前回は6イニングを無失点。アウトに仕留めた内野ゴロが10本あったのに、この試合では6本に減った。 前回の阪神戦で高橋礼の被安打は、右打者の梅野に打たれた1本だけ。それがこの試合で許した6本の安打は、近本に先制2ランを含む2本、木浪にも2本、中野と佐藤輝に各1本。全て左打者に打たれている。 今年は試合前まで右打者に35打数4安打の被打率.114。左打者にも57―7で.123。右、左に関係なく抑え、長打は牧(D)の二塁打1本だけ。失点は内野ゴロ3本による3点しかなかったが、阪神の左打者に安打が集中。近本に浴びたシーズンの初被本塁打が手痛い一打となった。(阿部 大和)
報知新聞社