あまりにも美しい…とファンもため息「呪術廻戦」五条悟の「虚式茈」は声も出ないほどの映像美と圧倒的破壊力
「神々しい」とまで言われた五条悟(CV:中村悠一)の覚醒。伏黒甚爾(CV:子安武人)に完膚なきまでに敗れた五条は、生死の狭間で呪力の核心に触れ“最強”の存在となって戻ってきた。そんな五条が放った奥義「虚式『茈(むらさき)』」は、甚爾を滅ぼす破壊力を持ちながらも圧倒的に美しかった。 【映像】幻想的な映像の「虚式茈」(16分20秒ごろ~) “術師殺し”の異名を持つ伏黒甚爾に特級呪具で喉から裂かれ、死んだと思われた五条悟が再び甚爾の前に現れた。五条は死に際で反転術式を体得し、復活したのだ。「無下限呪術」と「六眼」を併せ持つ五条が、更に“呪力の核心”に触れたことで、「今はただただ、この世界が心地良い」とすべてを超越した境地に達していた。 差し込む光の中、自身の万能感を持て余すように宙を漂う五条は明らかに“ハイ”の状態となっており、「勝負はこれからだろ」と武具を取り出した甚爾に対し五条は「そうか?そうだな、そーかもなあ?」とハイのまま応戦する。そして攻撃を仕掛ける甚爾に対して、五条は五条家の中でも一部にしか知られていない奥義「虚式『茈』」を発動した。 虚式「茈」とは、術式順転「蒼(あお)」と術式反転「赫(あか)」、それぞれの無限を衝突させることで生成される仮想の質量を押し出すという大技。アニメで表現されたそれは、ピアノの調べをバックに赤いエネルギーと青いエネルギーがぶつかり合い、音が止み訪れた静寂の中生じた紫色の光が甚爾を飲み込む――というものだった。甚爾はなすすべなく体半分を失っていた。 ネット上でも「ムラサキ神秘的だった……」「神々しさが凄い」「マジで鳥肌」と絶賛された五条の大技。「音楽も絵も動きも最高でした……」といった声が多く上がるなど、作中屈指の美しいシーンといえるだろう。 現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖悠仁が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。2020年10月から放送されたTVアニメ第1期は国内のみならず全世界で大きな反響を呼び、2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では、五条悟と最悪の呪詛師である夏油傑(CV:櫻井孝宏)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれた。続編となる「死滅回游」の制作も決定している。 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ABEMA TIMES編集部