大統領選や仕様変更でX離れ加速か Meta社のSNS「Threads」11月だけでユーザー数3500万人増へ
Meta社のテキストベース型SNS「Threads(スレッズ)」が、11月にユーザー数が3500万人増加したことが明らかとなった。 【写真】新SNS「Bluesky」も台頭 米テクノロジー系ニュースサイト・The Vergeが、Meta社広報へのメール取材をもとに報じている。 報道によれば、広報担当者は「1日に100万人以上の新規登録される状態が3ヶ月以上続いている」と話しているという。
「Bluesky」も総ユーザー数2000万人を突破
アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプさんが当選し、Xのオーナーであるイーロン・マスクさんが新設される政府効率化省(DOGE)のトップに就任することが決定。 また、ブロックされても投稿を閲覧できるようになる仕様変更や、規約改定騒動(※)などの影響もあり、一部ユーザーの間で“ポストX”を探す流れが加速しつつある。 (※)11月15日に行われたXでの利用規約改定を受け、投稿した作品がAIに学習されるようになるのでは、と懸念が広まった。なお、2023年9月時点で、XのプライバシーポリシーにはAI学習への使用が明記されていた。 「Threads」と同じく“ポストTwitter”のひとつと目されているSNS「Bluesky」も、同様にユーザー数が急増。 11月20日には、CEOのジェイ・グレイバーさんが総ユーザー数が2000万人を突破したことを発表している。
都築 陵佑