山田雅人マイク1本で「かたりの世界」名場面を再現 きっかけは高田文夫さんの言葉
大阪公演で客席から「おかえりなさい」の声に涙が出そうに
昨年、大阪で公演した際、客席から「おかえりなさい」という声が聞こえ、山田は涙が出そうになったと話す。自分の故郷での公演は、ひと際気合の入りも違うようだ。同日は松下さんのほか、阪神タイガースの「バックスクリーン3連発」もかたるというから、盛り上がるのは間違いないだろう。 山田をずっと見てきた三代澤アナは「山田雅人のかたりの世界は毎回違うんですよ。でもハートに残るのは一緒だし、その場その場のお客さんの空気、その日その日の1回限りでできあがっていく。ベースはきちっと取材をしているが、間であったり毎回違いますからね」と笑顔で語る。 競馬の楽屋話が、いまでは多くの人のこころをつかむ「かたりの世界」へと変わった。それを見出してくれた高田さんからもらった「山田、おまえはこれで食っていける」の言葉を胸に、山田の「かたりの世界」はさらなる進化を遂げていきそうだ。 □山田雅人(やまだ・まさと)1961年1月22日生まれ、大阪市大正区出身。「おはよう朝日です」などで人気を博し、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」「ぽっかぽか」にも俳優として長年出演。現在は、朝日放送ラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」の火曜パートナーとして出演中。10月23日午後6時半からホテル阪神大阪で「山田雅人トークショー『かたり』の世界」を開催予定。