【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】中嶋里美「徐々につかめてきている」 復調予感の3連続決勝入り
<21日・佐世保競輪・2日目> 【記者コラム・造田大の「大勝負」】 中嶋里美が3場所連続で決勝入りした。初日4着で迎えた2日目7Rは、終HSで岡村育子に内をすくわれてしまったが、バック過ぎから5番手捲りを放って2着に入った。 「岡村さんにすくわれた時はやばかった(笑)。(柳原)真緒ちゃんの仕掛けが遅くて助かりました」。一昨年のGP女王より先に仕掛けたことを好走要因に挙げた。「車の出も良かった。前に合わされるかもと思ったけど、あとは頑張るだけと思った」と諦めずに踏み続けたのも決勝入りにつながった。 今年7月に産休から復帰を果たした。「レースの流れは徐々につかめてきている」と本来の姿に戻りつつある。欠場する以前の2年前までは自力主体に競走得点50点オーバーで、決勝での車券絡みも多々あった。「子どもはまだ1歳。お金はたくさんかかるので、決勝も頑張りますよ」。戦うママが強敵相手に見せ場を作って、おむつ代を稼ぐ。▼ガールズ決勝10Rは中嶋を2、3着で狙う。127―4=1237。 ▼S級決勝12R(久米康平) 鈴木玄人が準決同様にヨコの動きを入れてきそう。狙うとすれば当然、番手回りが不慣れな林の位置。展開がごちゃつきそうで、単騎の久米にチャンス。3―246―1246。