年末寒波が帰省ラッシュ直撃 平年の2倍近く大雪おそれ 関越道など通行止めの可能性
「年末寒波」の影響で28日も各地で大雪や吹雪になる可能性があり、一部の道路では通行止めが検討されています。 【画像】2020年12月、関越自動車道の立ち往生 約2100台の車が身動きをとれない状態に
■“平年の2倍近く”大雪の恐れ
見渡す限り、一面真っ白に…。「年末寒波」が日本海側を直撃しました。 27日、大雪警報が発表された青森市。積雪は81センチと今季最大となりました。 男性 「(Q.息子さんですか?)うん、きのう帰ってきて、早速手伝わせてる。これから年末年始にかけて、どうなるのかね」 北海道でも強い吹雪に…。27日、今季最大となる54センチの積雪を記録した旭川市では…。 女性 「あまりの雪なので、きょうはカッパ着せてみたんだけど…」 28日は四国や九州など西日本でも冷たい雨や雪となりそうで、近畿地方で50センチ、四国などでも15センチの積雪が予想されています。 一方、北日本や北陸は午後も雪が続き、北陸で70センチ、関東甲信で50センチと平年よりも多い雪が予想されています。
■関越道など通行止めの可能性
「師走の大雪」で思い出されるのが、2020年12月に関越自動車道で起きた立ち往生です。 24時間降雪量が観測史上最大の113センチを記録し、およそ2100台の車が身動きをとれない状態に…。立ち往生の解消まで最大3日間を要する事態となりました。 雪の予報を受けて、国土交通省やネクスコ東日本などは関越道の渋川伊香保インターチェンジから六日町インターチェンジと並行する国道17号、上信越道の長野インターチェンジから上越高田インターチェンジ間と並行する国道18号を予防的に通行止めにする可能性があると発表していて、年末年始の移動には注意が必要です。 (「グッド!モーニング」2024年12月28日放送分より)
テレビ朝日