「光る君へ」衣装デザイン諫山さん、しなやか美人画…色鮮やかモミジのふすま絵も展示
NHK大河ドラマ「光る君へ」で衣装デザインを担当する日本画家・諫山宝樹(いさやまたまじゅ)さんの個展が、京都市左京区の「白沙村荘 橋本関雪記念館」で開かれている。11月4日まで。 【画像】京都市 諫山さんは京都市立芸術大で日本画を学び、在学中から東映京都撮影所(京都市右京区)で時代劇のふすま絵などを制作。今春の花街・祇園甲部の舞踊公演「都をどり」では、ポスターを手がけた。
会場では、繊細に描かれた美人画のほか、諫山さんが正寿院(京都府宇治田原町)や兵庫県豊岡市の宗鏡(すきょう)寺(通称・沢庵寺)に奉納したふすま絵を展示。正寿院のふすま絵は琳派の伝統的な技法「たらし込み」などを用い、赤く染まったモミジなどを色鮮やかに表現している。 午前10時~午後5時。一般1300円など。