ロッテFA加入の石川柊太、入団会見で背番号21に決定 吉井監督「25試合以上は投げてもらいたい」指揮官は81番に変更
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテに移籍した石川柊太投手(32)が19日、ZOZOマリンスタジアム内で入団会見を行った。背番号は今季まで吉井監督がつけた「21」に決まった。 「吉井さんの熱意に、期待に応えられるように頑張りたい。ホークスの話になってしまうと和田さんがつけていてかっこいいなと思っていた。 交渉の中で吉井さんが『21をあげてもいいよ』ということをボソッと言ってもらった。そういっていただけて、この番号を背負って戦うことにすごく意気に感じる」 宣言残留を認めるソフトバンクや巨人、オリックス、ヤクルトと5球団による争奪戦の末に決断。決め手となったのは熱意と、現場とフロントの一体感だった。吉井監督も同席した交渉の席で「吉井さんにFAをするのを分かっていた上で見ていてくれていたという言葉は響きました。現場とフロントとの一体感が、自分の中ではそれが一緒に、伝わったのが大きかった」と振り返った。 吉井監督は背番号が「81」に変更となることが決定。会見に同席し、石川について「先発ピッチャーとしてしっかりと1年間投げてくれる投手というのは知っていた。あと試合、イニングも投げられるのは分かっていましたし、マリーンズには必要な選手。ローテーションを1試合も離脱することなく、具体的に言えば25試合以上は投げてもらいたい」と期待した。