116人が静かな熱戦 梅みかん将棋大会、和歌山県田辺市
「第2回和歌山梅みかん将棋大会」(紀南将棋大会実行委員会主催)が13日、和歌山県田辺市秋津町のJA紀南中央営農経済センターコピアであった。賞品には梅干しやミカンを用意。子どもから大人まで幅広い年代の116人が参加し、静かな熱戦を繰り広げた=写真。 【暖冬に強い南高梅を 研究協議会が優良樹選抜、和歌山の記事はこちら】 紀伊民報後援、JA紀南特別協賛。将棋の魅力を楽しむとともに地域の特産品を広く知ってもらおうと、昨年から開いている。地元だけではなく、県外からの参加者もいた。 A級(二段以上)、B級(初段~2級)、C級(3級以下)、小学生(6級以下)の4クラスで予選と決勝トーナメントがあり、参加者は一手ずつ慎重に指し進めていた。 藤井聡太七冠の師匠として知られる杉本昌隆八段がゲスト棋士を務め、ミニトークショーや指導対局をした。 杉本八段は「世代を超えて楽しめるのが将棋の魅力。こうした大会を通じて、日本の文化である将棋をさらに広めることができれば」と話した。 各部門の入賞者は次の皆さん。 A級=(1)上田洋(京都府)(2)北川万葉(福井県)(3)藤本壮太郎(福岡県)(4)松廣隆二(和歌山市) B級=(1)伊藤浬(兵庫県)(2)荒木光浩(京都府)(3)峯孝一(田辺市)(4)竹内豊(同) C級=(1)川村貴晃(紀の川市)(2)谷津光英(上富田町)(3)伊藤誠(兵庫県)(4)上野裕司(和歌山市) 小学生=(1)伊藤翼(兵庫県)(2)伊藤庚(兵庫県)(3)深見悠隼(上富田町)(4)岸部大智(和歌山市)
紀伊民報