パドレス・ダルビッシュ有、快投で偉業 7回0封9K 25イニング連続無失点
ブレーブス1-9パドレス(19日、アトランタ)米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)がブレーブス戦で今季4勝目を挙げ、9-1での勝利に貢献。日本プロ野球名球会入りの条件となる日米通算200勝を達成した。 全米で生中継された一戦で、プロ20年目のダルビッシュが7回2安打無失点の好投で今季4勝目(1敗)を挙げ、日米通算200勝に到達した。 「正直、実感がないです。とりあえず、200には届いたのでちょっとホッとしています」 メジャーでの自己最長となる連続無失点を25イニングに伸ばした。一回2死でオズナにバットを折りながら、左翼線への二塁打。二回先頭でアルシアに三塁内野安打を打たれたが、三塁を踏ませなかった。毎回三振で今季最多の9個。四回からは4イニング連続で三者凡退と、強打のブレーブス打線を寄せ付けなかった。 先発予定だった18日(日本時間19日)が悪天候で順延し、スライド登板。20日(同21日)がダブルヘッダーのため、この日の勝利ばかりではなく、リリーフ投手の温存にも貢献した。 「自分にできることは、明日からまた謙虚にやっていくこと。きょうのことはきょうで忘れたい」 4月に首の張りでIL(負傷者リスト)に入ったが、復帰後は4連勝。37歳、ダルビッシュの快投で、チームは勝率5割に復帰した。首位を独走するドジャースの背中を追う。