大橋秀行会長、「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」の総会でスポーツベッティングの導入をお願い
「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」の総会が14日、東京・千代田区の自由民主党本部で行われ、出席した大橋ジムの大橋秀行会長(59)はスポーツベッティング(スポーツ賭博)の導入を訴えた。 「景気の良い話は一部の選手だけ。ファイトマネーの問題はボクシングがこれから魅力があるスポーツになっていくにはすごく大事な問題。今、ボクシングの収入源っていうのはゲート(入場料)収入、放映・配信料、スポンサー料、これだけ。ファイトマネーを上げるもう一つっていうのはスポーツベッティング。これを導入していただければ、ファイトマネーは日本チャンピオンでもかなり魅力があるスポーツになって、職業のスポーツになって、子供たちも目指すスポーツになるんじゃないかなと思いまして、スポーツベッティングをなんとか導入できればと思います」とお願いした。 スポーツベッティングは外国では多くの国で導入されているが、日本では原則として違法。「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」側は「しっかりと議連として受け止めたいと思います」を返答し、スポーツベッティングの議員連盟と調整しながら進めたいとした。 同会は2022年11月に設立された。名誉顧問は菅義偉前首相、会長は加藤勝信前厚生労働相。(尾﨑陽介)